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by Isabel
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ウエストン・ベンド州立公園

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 来週になればまた新しいクラスを取らなければならないと夫が宣言したので、時間が無くなる前に、サイクリングに行こうと、昨日、有給休暇を一日取って、またまた行ってまいりました!今回は、近所を巡るプチプチ自転車旅行から格上げされ、ミズーリの州立公園、「West Bend State Park」です。州立公園と言っても、自宅から車で40分もかからない場所。近距離なので、これからもっと頻繁に来ようと思った緑豊かな公園でした。ここに手作りのおにぎり持参で、いざ出陣です!

 「まずはタイヤに空気を入れよう」と、またまた近所のガソリンスタンドに寄ったのですが、生憎、先客がおり、結構待たされました。かなり時間のロスだったのですが、週日のガソリンスタンドが、肉体労働者のランチ休憩所と化しているのを目撃し、なんか社会見学したような気分でした。外で働いている人達は、こうして大きなガソリンスタンドで休息を取るんですね。私達が駐車した横には、芝生刈り会社の人達が三人、トラックとその後ろのトレイラーでサンドイッチを頬張っていました。二人はトラックの中に居たのですが、一番若い人は、外のトレイラーの上。芝生刈り機と並んで食事している姿を見て、「せめて日陰の中に入れてあげてほしい」と思いました。まあ、本人がそれで良いのなら、他人の私がどうこう言う事ではありませんが。

 さて、タイヤに空気を入れ、高速に乗って、州立公園に向け出発です。I-435の周りは緑豊かなので、ドライブしてて気持ちが良いです。しばらくすると州立公園入口と書かれた看板が見えたので、ハイウェイから降りました。そこからGPSと道路脇にある標しを頼りに走ると、「ウエストン・ベンド州立公園」の大きな看板が見えてきました。

 まず入口を通過し、すぐに駐車場を発見。インターネットで地図を確認したところによると、この公園内には二つの自転車用トレイルがあって、もちろんそこを走るつもりだったのですが、公園内も車が通れる舗装路が敷かれているので、これならトレイル以外でも自転車で走れそうです。トレイルが私達がいつも走る距離よりかなり短かったので、これなら夫も満足してくれるだろうと、私は少々安心。駐車場にはトイレもあり、便利です。

 この駐車場が自転車用トレイルの入口にもなっていたので、早速サイクリング開始です。このトレイルは2.7マイルくらいで、途中、歩いている人達にも出会いました。散歩には丁度良い距離だと思います。でも急な坂道も多く、昇りの時は結構きついです。トレイルの殆どの道は木陰になっているので、天気の良い日でしたが、快適にサイクリングできました。途中、明るい黄緑色に輝く木のトンネルがあって、本当に美しい!たまたま光の加減でそのように見えたのでしょうが、枝で覆われた黄緑色のトンネルの中を、夫が走っている姿はハイビジョン映像のようでしたね。写真を取ろうかと思ったのですが、「また来よう」と思って、そのまま突っ切りました。


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 で、夫が途中で止まっていた箇所で、少々写真を。で、またまた走り出し、自転車に乗っている初老の男性に出会いました。こうしていつまでも健康で、人生を謳歌しているのは、素晴らしくないですか。私もサイクリングはずっと続けていきたいと思います。

 しばらく走ると、最初の駐車場が見えてきて、トレイル終了です。やっぱ、2.7マイルってのは、自転車じゃ物足りない。駐車場の横には、この公園内にいる鳥や動物、花の写真がありました。そこで夫がそれを読めと言うので、声に出して読んであげると、「やっぱり、あれは狐だったんだ!」と喜んでいました。夫はどうやら、自転車で走っている最中、狐を発見したようです。


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 で、この後、今度は車道を自転車走行。他の人達は車で移動してましたが、私達は自転車で移動したので、なんか誇らしい気分になりました。でも、坂道はきつい!それも大きな坂道。やっぱ、歩きましたけどね。


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 しばらく行くと、今度は「タバコの納屋」を発見!地図にあるので、その存在は知っていたのですが、やっぱり発見すると嬉しいものです。特に自転車で丘を登った後に見つけたので、ご褒美のような気分です。ミズーリ州ウエストンは、その昔、タバコの栽培で栄えた町でもあるのです。最盛期にはあちこちでタバコ農家が奴隷を使ってタバコを作っていたようです。そのタバコの葉を乾燥させる場所が、この納屋ってわけです。今ではかなり古くなって、立ち入り禁止になっていましたが。現在でも、ウエストンにタバコ農家は存在します。(もちろん、奴隷はいませんが。)

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 この後走った後、小さなトレイルを発見。でもそれはハイキング用のトレイルで、自転車で行けるものではありません。道も細くてもちろん舗装されていません。木の根っこが地面からむき出しているような坂道。そんな所を夫が、「誰も見ていないから、行こう」と言い出します。誰かが見ているかいないかじゃなくて、そんな所、坂を自転車で下るのは、絶対嫌だ!と私は言ったのですが、「まあ、とにかく、10分くらいの道のりだし」と、無理矢理連れ出されました!でも、やっぱり自転車で降りれる坂じゃなかったので、私は途中で、「ここで待ってるわ!」と、見えなくなった夫に遥か後ろから、声をかけました。聞こえたか聞こえなかったかはわからなかったのですが、下まで降りたらまた上に戻るしか無いだろうと思って、いつか帰って来ると、そこでしばらく佇み。そこは崖の上で、下に木々の間から、小さく川が見えました。もっと川が見晴らせたら良いのになあと思っていると、夫が戻ってきました。なんでも、私達が自転車で走ったトレイルまでつながっているそうです。そういえば、自転車で走っている時、ハイキング用のトレイル入口を見たなあと、思い出しました。

 で、また元来た道を戻り、駐車場の方まで戻ろうとしたら、進行方向に夫が居ない!またまた迷子になったか!(前回、迷子になったので。)と思ったら、すぐ左の道にいました。そして、「こっちに来い。展望台がある」と言うのです!おお、それこそ私が捜し求めていたものではないか!そしたらやっぱり、公園のホームページの写真で見た展望台がありました!

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 木製の展望台からは、ミズーリ川が見下ろせました。その向こうには、森が広がっています。木を上から見るのは、感動しますね。アーカンソー州のバッファロー・ナショナル・リバーで見た風景を思い出しました。

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 この後、やっと車を駐車した駐車場に戻り、今度はキャンプ場を見学。RVやテントを見ました。なかなか静かで快適そうなキャンプ場です。で、本当は、川岸にあるもう一つの自転車トレイルに行こうとしていたのですが、夫がその前にもう一つの道も見てみたいと言うので、その長い下り坂を延々と降りました。自転車で下ったら、さぞ気持ちよかったでしょうが、これを上るとなると、恐ろしい物が。で、その坂を下りきった所に駐車場があって、なんとそこに私達が探していた自転車用トレイルがあったのです。そこには、Lewis and Clarkもやって来たのか、看板がありました。その先にミズーリ川があって、その脇を自転車で走れるようになっているんだと思うんですが、私が、「でも、このトレイルしたら、ワイナリー行けなくなるね」と言うと、「いや、それは困る。ワイナリーに行きたい」と夫が言うので、トレイルは諦めて、この後ワイナリーに行く事になりました。こうして途中で終了してしまったので、今回の走行距離はとっても短く6.5マイルです。次回は必ずこの川岸のトレイルを走りたいと思います!

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by disoko7 | 2013-08-15 14:50 | Katy Trailまでの道のり
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